ドイツの冬は長く、寒い。
そんな中も自転車のトレーニングがしたい。
そこで!家でトレーニングできるスマートトレーナー、TacxのFlux 2 smartを買いました。
簡単にレビューと、自分が使っているパワーメーターとの出力の比較をしてみたいと思います。
スマートトレーナーとは?
ジムで自転車トレーニングをしている人を見たことがあるかもしれませんが、それを自分の自転車でできるローラーというものがあります。
ローラーにも種類があって、主に3種に分類されます。
- タイヤをローラーにあてて負荷をかけるもの
- リムをあてて負荷をかけるもの
- 後輪をはずして、チェーンを直接ローラーに取り付けるダイレクトドライブとよばれるもの
自分は3番のダイレクトドライブ式にしました。
ダイレクトドライブ式は、タイヤとローラーの摩擦によるノイズがないので、かなり静かということでこれに決めました。
アパートなので、静かな方がいい。
手動で負荷を変えるものや自動で負荷を変えれるものがあり、
自動で負荷が変えれられるローラーをスマートトレーナーと呼びます。
ダイレクトドライブ式のスマートトレーナーの有名な2大メーカーはTacxとWahooですが、
Wahooのスマートトレーナーは、最近故障が多いというのを調べていたら出てきたので、Tacxにしました。
Tacxのスマートトレーナーにもいくつか種類があるのですが、自分はFlux 2 smartというモデルにしました。これは傾斜16%までの負荷を模擬することができます。
設置
とりあえず、家の中に設置してみました。リビングのど真ん中。
場所をかなりとるし、暑いので、このあとベランダに置きました。
最近ドイツは朝は10度前後になってきたのでちょうどいい。(9月現在)
乗ってみての感想
とりあえず、Zwiftを起動して乗ってみました。
Zwiftは、オンラインの仮想世界の中でトレーニングしたり、レースをしたりできるものです。
その仮想世界の中の傾斜がローラーに反映され、負荷が自動で変わります!
最初に乗ってみて感想は、
傾斜で負荷がかなりかかり、15%の坂はかなり重くなりました。
また自分はその場から進まず、風が来ないので暑い。
滝のような汗がものの10分で流れ落ち、自転車の下が水たまりになりました。
ローラー自体の音はかなり小さく、ギアの切り替え音が一番大きく、あとはチェーンの音が聞こえるくらいです。
パワーメーターとFlux 2 smartの出力比較
自分の自転車にpower2maxのtype sという出力計がついているので、Flux 2 smartの出力とどのくらい違うのか比較してみました。
FluxとiPadをBluetoothで繋ぎ、Garmin Fenix3とpower2maxの出力計をつないで、ZwiftのFTPテストをしてみました。
FTPとはFunctional Threshold powerの略で、自分が1時間維持できるパワーをワットに置き換えた数値で、この数値で自分のバイクでのパフォーマンスの評価ができます。
Flux 2 smartでの測定
Flux 2 smartで測定すると、以下の図のように、仮想世界でどこを走ったかをマップ上で確認することができます。今回はニューヨークを舞台にした仮想コースを走ったので、ニューヨークを走ったことになっています。
また高度も表示されるのでどのくらいの坂を登ったのかも確認できます。ひとつ残念なのが、自分がもっているガーミンの心拍計がiPadに接続できないので、心拍数が表示できないことです。
Power2max type sで測定
power2maxの出力計とスマートトレーナーの速度、ガーミンの心拍計をFenix 3に接続して計測しました。
マップや高度は表示できませんが、心拍計を接続しているので、心拍数を確認することができます。
上の図を比較すると速度がかなり異なって表示されていますが、これはZwiftの方が、傾斜も計算に入れてスピードを表示しているからだと思われます。
結果
2つの結果を比較すると、平均出力がスマートトレーナーの方が約20Wも低く表示されました。
FTPテストのZwiftの結果が230W。
まだまだ低いのでこれからスマートトレーナーで鍛えてアイアンマン目指して頑張りたいと思います。
皆さん、2019年は何を買いましたか?買った物に満足していますか?私も色々と買いました。2020年1月下旬の今日。今更ながら2019年買ってよかったものランキングを書きました。カテゴリーを、 家電 ス[…]