ドイツで親知らずを抜きました。

 

そろそろ親知らずを抜くべき、ということなので口腔外科で抜いてきました。個人的なメモがわりに、ここに書いておこうと思います。どういう手順で親知らずを抜くか気になる人は読んでみてください。

 

普通の歯医者で定期検診

まず、普通の歯医者で定期検診。虫歯がないか、何か問題がないかをレントゲンをとりチェック。定期検診と言いながら、定期的に行っていない

そこで、下の親知らずが上に向かって生えてきておらず、前の歯を押すように生えていて、このままだと前の歯を押して、歯並びが悪くなるので、抜いた方がいい、また上は外側に向かって生えていて使われてないので虫歯になる前に抜いた方がいい、ということなので、抜くことに。

弟が歯科医になったばかりなので、自分が実験台になるつもりだったが、まあいいか。

親知らずを抜くのは、歯医者(Zahnarzt)ではなく、口腔外科(Oralchirurgie)で抜くらしい。レントゲンを紹介してもらった口腔外科に送ってもらい、そこで詳細な話をしてもらいに行く。

ちなみに、親知らずはドイツ語でWeisheitszahn。ヴァイスハイツツァーン。ドイツ語らしい単語。なんとなく。

 

口腔外科へ

次に、口腔外科で、レントゲンを見ながら歯がどういう状況か、どんな手術になるかの説明を受ける。5分ほどで終了。

両サイド抜くが、右側の上と下の親知らずをまず抜いてその後、治ってから左側を抜くことに。2度行くのはめんどくさいから両方一気に抜けないか聞いたが、両方手術すると食事が大変になるから、やめた方がいいと言われた。

手術後の注意事項などの紙をもらう。

ちなみに自分はここで、手術を受けた。

https://www.oralchirurgen.berlin

 

手術当日

朝、8時半手術開始。
親知らずの手術は大変と、色々なところから聞いていたので、覚悟していた。ボールを渡されて、痛かったらこれを握ってと言われた。

まず、歯茎に麻酔。昔の記憶で、歯茎への麻酔は結構ぐいっと行く感じだと思っていたが、全然痛くなく静か。拍子抜け

その後麻酔が効くまで10分ほどボーっとした後、本手術開始。まず上の親知らずから。上は少し歯茎からすでにでていて、外へ向けて生えてきていたので、抜くのは簡単らしく、ものの3分ほどで抜けた。歯を抜くという経験が初めてだったが、想像していたよりも、なんの痛みもなく、衝撃もなかった。もっと歯茎からメリメリとるものと思っていたので、あまりにすぐなんの感覚もなく歯がとれたのであっけなかった。

次に下の歯。下は、歯茎にしっかりと入り込んでおり、歯が倒れた状態で中に入っていたので、歯を破壊してとるらしい。
歯医者独特の高い手術音がなる。歯を切っているのだろうか。そのあと何度か引っ張っている感覚が少しあったが、感じたのはそれだけ。5-10分ほどで下の歯も抜き終えた。想像していたより、楽で痛みも全く感じない。こんなもんなのか、親知らずの手術とは。

血がまだ出てくるので、脱脂綿を30分噛んでおく。それだけ。もう家へ帰っていいらしい。一日中手術の場所を、氷で冷やさなければならないらしいので、病欠の紙をもらい、家へ帰宅。

 

手術後

家で、ひたすら冷やす。数時間して、麻酔が切れてきたのか、痛みがきた。口腔外科に薬局でもらうようにと言われた痛み止めの薬を飲む。ずっと氷で頰を冷やしていたので、妻が買ってきてくれた。

親知らずを抜くと顔がかなり腫れると聞いていたので、少し楽しみにしていたのに、全く腫れない。ちょっと残念。アンパンマンにはなれないのか。

口の中が、変な味がすること以外特に、変わったところがない。

 

抜糸

一週間後、抜糸をするために、再び口腔外科へ。

詰めていたものをとった後、糸をとります、と説明を受け抜糸開始。

医者が、あれ、もう詰め物取れてますねーと言われて思い出したが、朝、奥にチキンが挟まってると思い引き抜いたやつが、詰め物だったらしい。これは医者には秘密にしておいた。

抜糸は、これまた想像していたのと違った。糸を抜くので、結構引っ張られる感覚があるのかと思っていたが、ハサミみたいなもの?でパチッパチッと何か切ったかと思うと、すでに終わっていた。あっというま。

以上が親知らずを抜いた話である。メモ。

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