2015年の夏、ノルウェーの絶景、トロルの舌(Trolltunga)、シェラーグボルテン(Kjeragbolten)、プレーケストーレン(Preikestolen)にレンタカーを借りて、1週間ハイキングに行ってきました。息を飲むほどの絶景と息ができないほどの恐怖を両方楽しめる生涯忘れられない旅行でした。ハイキングの様子をつづります。
死ぬまでに行きたい絶景、トロルの舌へ!
トロルの舌とは
トロルの舌と呼ばれる絶景は、崖から空に突き出した今にも折れそうな岩のことを言います。その絶景は、ハダゲンフィヨルド地帯にあるOdda村の近くにあります。自分達はベルゲンでレンタカーを借り、ドライブしながらOddaの近くの村に行き、宿泊してからトロルの舌の登山口に行きました。
ハイシーズンは7~9月、往復10時間のハイキング
ハイシーズンは7月〜9月で往復10時間ほどかかるかなり本格的なハイキングです。
自分たちは2015年の7月20日に行きましたが、真夏にもかかわらず早朝は9℃、登山道は雪で覆われているところも多く、しっかりとした登山の格好とシューズが必須です!
登山中ジョギングシューズの人を見ましたが、雪でグチョグチョになって、気持ち悪そうでした。
登山開始!
近年SNSなどで、急に人気になったTrolltunga。
写真を取るために列ができて、並ぶと聞いたのでかなり朝早くスタートしました。朝4時30分頃ホテルをでて、5時30分頃から登り始めました。
下の写真のPとiが書かれているところが駐車場で、そこで自販機で1日駐車券を買い、フロントガラスの見えるところに置いておきました。120NOK。駐車券はクレジットでも買うことができます。さすがノルウェー。
駐車場は思っていたよりも広く40台以上は停めれることができると思います。
地図に書かれている一番上の赤い線を歩いて一番右のTrolltungaと書かれたところまでいきます。片道5時間11キロメートルの道のり。一番初めが一番急できついポイントです。
登山口。以前までは、トロッコが走るところを登っていたようですが、今はトロッコはこわれていて、左の山道をジグザグと登っていきます。下の緑の変なやつは、妖怪トロルで、トロルの舌はここからきています。
Tの文字を目印に突き進む
このようなTが岩などに書かれているので、それを目印に進みます。たまに見つかりにくいものもありますが、自分たちは迷うことはありませんでした。
水はそれほど持って行かなくても大丈夫です。ペットボトル一本でOK。
途中に雪解け水が流れており、どこでも補充することができます。さらに、この雪解け水、冷たくて美味しい!景色も最高で、より一層おいしく感じます。
Trolltungaだけに注目が集まりますが、途中も絶景だらけ。湖が青い!
途中の道が7月後半の真夏にもかかわらず、雪が積もっていました。防寒対策はしっかりとしていったほうがいいです。
One of my dream came true!
ついに、この時が。朝5時半から5時間後の10時30分、夢にみた絶景が姿を表しました。
見えた瞬間、テンションが上って、これまでの疲れも吹っ飛びました!
早い時間から登ったので、ほとんど人はいなかったので、並ばずに写真をとることができました。写真はその辺にいる人とカメラを交換してとってもらえます。
実際に乗ってみると。。。
写真の左側から先に行くことができるのですが、先に行くほど坂になっており、幅も意外と広く、乗ってみると全く怖くありません。先端に座りましたが、全然怖くありませんでした。NZでバンジー台に乗った時のほうが怖かったです
周りから見たほうが怖く見えます。今にも折れそう。。。
みんなTrolltungaの近くで、のんびりランチを食べたり、景色を楽しんだり。ただし、ずっと座っていると気温が低いので寒くなってきます。
10時間のトレッキングをする価値あり!
なかなか交通手段がないので、行きにくく、歩くのも大変ですがこの絶景は10時間かけてでも見る価値はあります!
幸いにも天気に恵まれ、快適なトレッキングをすることができましたが、雨が降ったりするとかなり大変になると思います。しっかりと、準備をして挑戦してみてください。
続きのPart2は、1000mの崖に挟まった岩Kjeragboltenについてです。呼吸ができないほど恐ろしいところでした。。。
参考